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2018年10月| 2018年11月 |- ブログトップ

柊の花 [俳句]

柊(ひいらぎ)の花がひっそりと咲いていました。
歳時記で調べると『柊の花』は冬の季語でした。とうとう冬がやって来た証拠を見つけてしまったという感じですね。

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花柊棘に怖怖鼻を寄せ 粋田化石


ご存知の通り柊の葉には棘があるので、恐る恐る鼻を近づけてみると優しい香りがしました。

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柊の花ひっそりと鬼門かな 粋田化石


我が家の柊は魔除けの目的で艮(丑寅・うしとら)の方角に植えてあります。艮、つまり北東という日当たりの悪い場所でひっそりと咲いている柊を見ていたら、柊に申し訳なくなってきました。


【 柊の花 ひひらぎのはな 】 花柊  (季冬)
柊は山地に自生するモクセイ科の常緑小高木で、十一月ごろ、 葉腋(ようえき)に芳香のある白い花をつける。ひっそり咲いているが、清楚で美しい。散り始めて地にこまかな花をこぼすところもまた趣がある。季語としては「柊の花」「柊咲く」のように、花であることをはっきりいう必要がある。木は雌雄異株。「柊」は「ひらぎ」とも。(角川合本俳句歳時記第四版)

き‐もん【鬼門】
[1] 陰陽道(おんようどう)で、邪悪な鬼が出入りするとして万事に忌み嫌われた艮(うしとら)(北東)の方角。また、その方角にあたる場所。
[2] 行くと悪いことに出あう場所。また、苦手な人物や事柄。「あそこの家はどうも―だ」「数学は―だ」
(大辞泉第二版)






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胡桃(くるみ) [俳句]

胡桃は秋の季語です。

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一年中何でも食べられる便利で快適な世の中ですので、粋田化石も『胡桃』の季節を意識したことはありませんでした。
実は、この記事を書いていたら胡桃が食べたくなり、直ぐにこの秋に獲れた胡桃を注文しました。本当に便利な世の中です。

さて、俳都松山『俳句ポスト365』に投稿した句です。

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死亡記事胡桃の殻で隠れけり  粋田化石



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胡桃でも落花生でも、食べるときは新聞紙を広げてその上に剥いた殻をこぼしながら食べます。「死亡記事」としたのは句の印象を強くするためで、隠れてしまったのは死亡記事ではありません。

【 胡桃 くるみ 】 姫胡桃 鬼胡桃 沢胡桃 胡桃割る 胡桃割  (季秋)
クルミ科の落葉高木の実。日本に自生するのは鬼胡桃で、山野の川沿いに生える。秋に熟すると青い果皮が裂けて核果が顔を出す。その硬い殻には深い 皺しわ があり、中の子葉の部分は栄養価が高く美味である。姫胡桃は変種で、殻の表面に皺がほとんどない。

夜の卓智慧のごとくに胡桃の実 津田清子

胡桃二つころがりふたつ音違ふ 藤田湘子

蓼科は山なみやさし鬼くるみ 峰尾北兎

胡桃割る聖書の万の字をとざし 平畑静塔

胡桃割る燈の円光の一家族 大野林火

胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋 鷹羽狩行

山の音聴こゆる胡桃割りにけり 老川敏彦

(角川合本俳句歳時記第四版)


画像は全てフリー素材です

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家の中に守宮(やもり)がいました [俳句]

今日11月7日は旧暦では9月30日です。秋の終わりに夏の季語で恐縮です。

家の中に全長5㎝ほどの小さな守宮(やもり)がいました。写真を撮った後外に放そうと思いましたが、私の武骨な手で捕まえると潰してしまいそうなくらい小さな守宮でした。そこで、上からコップを被せて捕獲し、外に逃がしました。ちゃんと冬眠して、来春また来てください。

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二寸でも忍者守宮は壁駈ける 粋田化石


壁を駈けていく守宮はまるで忍者のようです。




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太き指守宮広げて考える 粋田化石


守宮が立ち止ったとき、太い指と傾(かし)げた頭が目につきました。頭を傾げると何かを考えているようです。



【 守宮 やもり 】  壁虎(やもり) 家守  (季夏)
蜥蜴とかげ によく似たヤモリ科の 爬虫類はちゆうるい 。夏の夜出てきて小さな昆虫類を食べる。指の裏に吸盤を持つ。壁・天井・雨戸・門灯などに手を広げてぴったりと吸いついている。(角川合本俳句歳時記第四版)




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ドーリーム・ベースボール [日記]

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宝くじスポーツフェア『ドリーム・ベースボール』の試合が我が町でありました。

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ドリームチームの選手は
監督:金田正一(元巨人)

選手:谷沢健一(元中日)  定詰雅彦(元ロッテ)  高橋尚成(元巨人)
   堀内恒夫(元巨人)  桑田真澄(元巨人)   長谷川昌幸(元広島)
   加藤秀司(元阪急)  鈴木 健(元ヤクルト) 澤井良輔(元ロッテ)
   村田兆治(元ロッテ) 石毛博史(元巨人)   桜井広大(元阪神)
   大島康徳(元日本ハム) 前田幸長(元ロッテ)  中西健太(元ソフトバンク)
   松永浩美(元ダイエー)  仁志敏久(元巨人)   村上隆行(元近鉄)
   本間 満(元ソフトバンク)
という錚錚(そうそう)たる顔ぶれです。

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そのドリームチームと我が町の選抜チームが戦いました。

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途中雨が降ったり止んだりの悪天候でしたが、往年の名選手たちを目の当たりにできたので楽しいひと時でした。

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ピッチャーマウンドに上がった元ロッテの村田兆治さん(69)が、昔と同じ投球フォームで投げてくれたのには感激してしまいました。

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鉞や兆治が払う秋時雨 粋田化石



鉞(まさかり)は村田兆治さんの『まさかり投法』を捩(もじ)っています。

写真の周囲が黒いのは双眼鏡の接眼レンズにスマホをくっつけて撮影したからです。



【 秋時雨 あきしぐれ 】 (季秋)
晩秋に降る時雨のことで、うら寂しさが漂う。↓時雨(冬)(角川合本俳句歳時記第四版)

まさかり【×鉞】
[1] 伐木用大形の斧(おの)。古くは武器・刑具にも用いられた。
[2] 紋所の名。
[類語] 斧・鉈・手斧(ておの)・手斧(ちょうな)
(大辞泉第二版)




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つなこさんから句が届きました 十一月一日 [俳句]

つなこさんから句が届きました 
11月最初の記事はつなこさんの句から始まります。

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画像はフリー素材です



北風に気持ち裏腹強くこぐ つなこ



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画像はフリー素材です


気持ちは北風にへこたれてしまったつなこさんですが、自転車のペダルは強く漕(こ)ぎ続けたようです。その気持ち何となく理解できます。



さて、粋田化石も北風の句です。

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北風の奴無作法に頬撫で行かぬ 粋田化石


「これからも宜しく。」と北風が馴れ馴れしく近づいてきました。「いいえ、あなたとはお付き合いしたくありません。」と言いたいです。



【 北風 きたかぜ 】  北風(きた) 北吹く  (季冬)
北または北西から吹く、冷たい冬の季節風。大陸の冷たい高気圧から、日本の東海上の低気圧に向けて吹いてくる。(角川合本俳句歳時記第四版)









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