So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

健気な蜘蛛(くも) [俳句]

健気な蜘蛛

颱風が珍しい方向からやってきましたね。皆様被害はありませんでしたか。ここ、千葉県東部地方は台風一過の暑い日でした。

20180729_093354.jpg


朝、外に目を遣ると蜘蛛の巣が台風の残していった強風に揺れています。どうやら颱風では飛ばされなかったようです。


揺れる巣にしがみつく蜘蛛嵐往き 粋田化石



20180729_093228.jpg


もしかしたら蜘蛛にとってはたいしたことではないのかもしれません。でも颱風でも飛ばされなかった蜘蛛が健気に見えたので句にしました。
蜘蛛は夏の季語です。颱風は秋の季語ですので“嵐”としました。


【 蜘蛛 くも 】  蜘蛛(くも)の囲ゐ  蜘蛛の巣 蜘蛛の糸 女郎蜘蛛 蜘蛛の太鼓 蜘蛛の子  (季夏)
真正クモ目の節足動物の総称。種類が多く、日本には約千種いる。巣の形には色々ある。夕暮れに尻から糸を出し、木と木の間に円形の巣を作る様をよく見る。その巣を蜘蛛の囲ともいう。女郎蜘蛛などが巣の中心で獲物を待つ姿は印象的。初夏に雌蜘蛛が大きな 卵囊らんのう をぶら下げている様子を蜘蛛の太鼓という。それが破れると無数の子蜘蛛が飛び出し、その様子が「蜘蛛の子を散らす」という 譬(たと)えになっている。(角川合本俳句歳時記第四版)






nice!(10)  コメント(0) 

幽霊の日 [俳句]

7月26日は幽霊の日でした。

gatag-00008604.jpg


文政8年(1825年7月26日)に四世鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演されたことに由来する記念日です。


早速つなこさんから幽霊の句が届きました。

o0314046813991177836.jpg



怨んでも出るに出られぬ猛暑かな つなこ



これだけ暑い日が続くと、幽霊だって迂闊に出てこられないかもしれませんね。皆様も体調管理には十分にお気を付けください。



粋田化石も幽霊の句を

51Y8RAbyMjL__SL300_.jpg



幽霊にお出ましを乞う熱帯夜 粋田化石



つなこさんの句と少し似ていますが、粋田化石の句はあまりの暑さに幽霊にでもお出まし願いたいという句です。こんな句を詠んだら、今夜は比較的凌ぎやすい夜になりました。


画像はすべてフリー素材です






nice!(8)  コメント(0) 

百日紅(さるすべり) [俳句]

百日紅(さるすべり)


百日紅 (3).JPG


千葉県東部地方の本日の気温は30℃には届かず、比較的過ごしやすかったです。もしかしたら、酷暑が続いたので29℃でも過ごしやすいと体が錯覚を起こしていたのかもしれません。
そんな状況のなかで百日紅の花をじっくりと眺めました。

百日紅 (2).jpg



この坂に昨日も今日も百日紅 粋田化石



百日紅 (1).jpg


坂の途中に百日紅(さるすべり)の花が咲いています。
その坂を上る時も下る時も百日紅の花を眺めます。百日紅の花は長い間咲いているので昨日も今日も眺めました。明日も眺められれば良いのですが。


【 百日紅 さるすべり 】  百日紅(ひやくじつこう) 白さるすべり  百日白(ひやくじつはく)  (季夏)
ミソハギ科の落葉高木の花。中国原産で庭園に植栽される。七~九月に桃・紅・紅紫・白色などのちりめん状の花弁の花が、枝の先端に群がり咲く。花期が長いため百日紅の漢名がある。樹皮が 剝は がれやすく、滑らかな幹は猿も滑り落ちるというので、 猿滑さるすべり と名づけられた。(角川合本俳句歳時記第四版)







nice!(8)  コメント(0) 

本当に大暑 [俳句]

大暑


毎日暑くて辛いです。埼玉県の熊谷では日本の最高温度を更新したそうですね。
普段ですと夕焼けを見ると気持ちが穏やかになるのですが、これだけ暑い日が続くと、夕焼けを熱帯夜と翌日の酷暑の前触れのように感じてしまいます。

DSC_4199.JPG




死んだ気でふらふらと行く大暑かな 粋田化石



DSC_4162.JPG


外出してアスファルトの上を歩くと日差しが肌にピリピリと刺さり、頭がくらくらしてきます。外出するのには勇気と心構えが必要ですね


【 大暑 たいしよ 】  (季夏)
二十四節気の一つ。新暦七月二十三日ごろ。↓極暑 (角川合本俳句歳時記第四版)






nice!(8)  コメント(0) 

本当に久しぶりの更新です [俳句]

本当に久しぶりの更新です


暑くてやる気が起きなかったのは勿論ありますが、西日本豪雨があり句を詠む心境ではありませんでした。
そうしたら縞午(しまうま)さんが心配して句を送ってくれました。

蚯蚓.JPG



灼熱に蚯蚓も焦がすアスファルト 縞午



蚯蚓(みみず)は夏の季語です。蚯蚓は夜行性らしいのですが、朝になったときに土中に戻れないのがたくさんいるのかもしれません。日中アスファルトの上で干からびているのを度々見かけます。

【 蚯蚓 みみず 】 (季夏)
貧毛綱の環形動物の総称で、 縞しま 蚯蚓がもっとも普通に見られる。種類によって大きさは異なるが、おおむね一〇センチ前後。陸生の蚯蚓は昼は土中で静かにしていて、夜になると活動する。昔から釣りの餌に利用されてきた。↓蚯蚓鳴く(秋)(角川合本俳句歳時記第四版)



さて、粋田化石が久しぶりに詠んだ句です。

デスソース.jpg



デスソース降り注ぎ来る赤き夏 粋田化石



刺すような夏の暑さをデスソースに例えて詠んでみました。
デスソース(Death Sauce)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ハイランズ(ニューヨーク・スタテン島の南)に本社を置くガードナー・リソーシーズ社が「ブレア」のブランドで発売しているホットソースのシリーズ(Wikipedia)。
どうですか、暑さは伝わったでしょうか。因みに粋田化石は辛い物は好きですが、デスソースは分別のある大人の食べるものとは思えません。






nice!(6)  コメント(0) 

暑い日 [俳句]

暑い日


暑い日が続いておりますが皆様は如何お過ごしでしょうか。
私が更新を怠っている間に梅雨が明け、世の中はすっかり夏になってしまいました。
先日の夕方、その暑さの中で『蜩(ひぐらし)』の「かなかな」を聞きました。蜩は秋の季語として扱われる蝉なので少し早い感じがします。夏の蝉である『アブラゼミ』や『ミンミンゼミ』を聞く前に蜩を聞いてしまいました。

PPS_kinitomaruhigurashi_TP_V.jpg
画像はフリー素材です



広報に今日も蜩水をさし 粋田化石



夕方に鳴る広報無線の音を蜩が「かなかな」で邪魔をしている様子を詠みました。

【 蜩ひぐらし 】  日暮ひぐらし   茅蜩ひぐらし  かなかな 寒蟬  (季秋)
蜩という名の通り夕暮れに特に鳴く蟬。カナカナと一種哀調のある声が遠くまで響く。すでに晩夏から鳴き出し、夕暮れに限らず、明け方に鳴くこともある。↓蟬(夏)(角川合本俳句歳時記第四版)






nice!(9)  コメント(0)