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活かされて四十年 [エッセー]

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四十年の四月に臨むトラクター 粋田化石



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活かされて四十年の春トラクター 粋田化石



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四十年は「よそとせ」と読んでください。
写真は、とある酪農家所有のアメリカ製トラクター『JOHN DEERE 2040』です。
四十年位前に、ベンツを買おうと思って貯めていた金で買ったそうです。知人から「ベンツでは畑は耕せない。」と説得されてトラクターを買ったと話してくれました。屁理屈家なら「JOHN DEEREでは高速は走れない。」ということになりそうですが、その酪農家は素直に忠告に従ったのですね。
このトラクターは既に第一線は退いていて、畑には出ていませんがまだまだ現役で稼いでいます。
その酪農家が若いころにアメリカに実習に行った際に、現役で働く百年前製造のトラクターを見たそうです。ですから、トラクターの四十年はまだまだ若造かもしれません。






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三月十日は童謡詩人金子みすゞさんの忌日 [エッセー]

三月十日は童謡詩人金子みすゞさんの忌日です。

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そこで、みすゞさんの春の詩を紹介します。今回は旧漢字・旧仮名遣いのまま載せました。

「げんげ」 金子みすゞ

雲雀(ひばり)聽き聽き摘(つ)んでたら、
にぎれ切れなくなりました。

持つてかへればしをれます、
しをれりや、誰かが捨てませう。
きのふのやうに、芥箱(ごみばこ)へ。

私はかへるみちみちで、
花のないとこみつけては、
はらり、はらりと、撒(ま)きました。
──春のつかひのするやうに。

新装版金子みすゞ全集・Ⅱ 空の母様 JULA出版局 1995年 


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「春の朝」 金子みすゞ

雀がなくな、
いい日和だな、
うつとり、うつとり
ねむいな

上の瞼(まぶた)はあかうか、
下の瞼はまだよ、
うつとり、うつとり
ねむいな。

新装版金子みすゞ全集・Ⅰ 美しい町 JULA出版局 1995年 


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小説家や詩人の忌日を何かに例えたり因んだりして〇〇忌と呼びますが、みすゞさんの忌日にはまだ呼び名が無いようです。

そこで考えたのですが『憐魚忌 れんぎょき』というのは如何でしょうか。
憐魚忌という呼び名は彼女の代表作『お魚』から付けました
ちょっと語呂が悪いかもしれませんね。


憐魚忌と決めてみすゞの春祝い 粋田化石





「お魚」 金子みすず

海の魚(さかな)はかはいさう。

お米は人につくられる、
牛は牧場で飼(か)はれてる、
(こい)もお池で麩(ふ)を貰(もら)う。

けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたづら一つしないのに
かうして私に食べられる。

ほんとに魚はかはいさう。

新装版金子みすゞ全集・Ⅰ 美しい町 JULA出版局 1995年 









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早春賦をご存知ですか [エッセー]

早春賦(そうしゅんふ)という歌をご存知でしょうか。

早春賦 (2).jpg
画像はフリー素材です


この時期になるとラジオから流れてきたりするので、その曲はご存知の方が多いと思います。
実は、つなこさんから『早春賦』の歌詞が素晴らしいと連絡が来ました。恥ずかしながら粋田化石は早春賦の歌詞をちゃんと聴いたことがありませんでした。そこで、検索してみるとなんと美しい歌詞なのでしょう。曲も聴きたくなって、倍賞千恵子さんの唄をYouTubeで聴いてしまいました。

早春賦 (6).jpg
画像はフリー素材です



「早春賦」
作詞 吉丸一昌
作曲 中田 章

春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


早春賦 (5).jpg
画像はフリー素材です


如何でしょうか、美しい歌詞だと思いませんか。
私は、早春になるとラジオからこの曲が聞こえてくる理由がこの歳になってやっとわかりました。
早春賦の歌詞の心象風景をフリー素材から集めてみました。
許されるのでしたら、こういった風景の中で暮らしてみたいですね。

早春賦 (3).jpg
画像はフリー素材です

早春賦 (1).jpg
画像はフリー素材です





春寒し曇りガラスに猫の影 粋田化石


今日の日中は比較的暖かく過ごすことが出来ました。日差しを受けている曇りガラスの向こうに茶トラの猫の姿を見かけました。

【 春寒 はるさむ 】 春寒し  春寒(しゆんかん)  料峭(れうせう)  (季春)
立春後の寒さ。余寒と同じであるが、すでに春になった気分が強い。料峭は春風が冷たく感じられること。春寒・料峭ともに手紙の書き出しにも用いられる。↓余寒 ・ 冴返る(角川合本俳句歳時記第四版)



火星見て息子だんまり余寒かな 粋田化石


昨夜、寒さに震えながら息子と二人で星空を見上げました。

【 余寒 よかん 】 残る寒さ  (季春)
寒明後の寒さ。春寒には春でありながら寒いという印象があるのに対し、余寒には寒が明けてもなお寒さが残っているという気分がある。↓春寒 ・ 冴返る(角川合本俳句歳時記第四版)







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「ある夜の物語」 [エッセー]

星 新一「ある夜の物語」の粗筋です

 クリスマスイブを一人寂しく過ごしている青年の狭い部屋に突然サンタクロースが現れました。「なにかおくりものをあげます。お望みのものを言って下さい」と言うサンタクロース。しかし青年はそれを辞退し、なおりにくい病気で寝たきりの女の子にその権利を譲ってしまいます。青年は、これからサンタクロースのやってくれることを想像し、楽しさを覚えました。
 病気の女の子のところに現れたサンタクロース。「欲しいもの、望みのこと、なんでも言ってごらん。かなえてあげるよ」といいます。色々考える女の子ですがサンタクロースに尋ねました。「でも、なぜあたしのところへ来たの」と。サンタクロースは、「さっきある人のところへ行ったら此処へ行くようにすすめられた」と答えます。女の子は自分が見捨てられた存在ではなかったことに驚きます。そして、「もっと気の毒な人がいるはず」。「金貸しのおじさんにはきっとお友だちがいないんじゃないかしら」と言って、権利を金貸しのおじさんに譲ってしまいました。女の子は、世の中のどこかにサンタクロースの権利を回してくれた人がいてくれたことだけで充分でした。
 金貸しの中年男の前に現れたサンタクロース。「なにかお望みのことがありますか」と言います。中年男は「ありすぎるぐらいだ・・・」と考えますが、こんな貴重な権利を譲ってくれた人がいたということに驚きました。そして、自分が頭の中で巨額な数字を並べたことが恥ずかしくなりました。そこで、金では買えない親しい友人が欲しいと思いましたが、サンタクロースをここへ回してくれた人が、社会のどこかに確実にいるということに気が付きました。金貸しの中年男は「危険な企みをやっている一団のボスの荒涼とした心を慰めてやってくれ」と言って、サンタクロースの権利を譲ってしまいました。サンタクロースが消えた後、男は帳簿をしまい、この楽しい気分のまま眠り、夢の中でもう一回サンタクロースに会おうと思いました。
 サンタクロースは、国と国を対立させ戦争に発展させようと企んでいる男の前に現れました。「おれの望みは世界の破滅だ」しかし、男のその決意は急激にうすれていきました。破滅させようという世界のなかに、サンタクロースをここに回してくれた人が含まれているからです。なかなか望みを決められない男にサンタクロースは、「もうまもなく時間ぎれです。来年あらためて出なおしましょうか」と言いました。すると男は「来年はべつな人のところへ行ってくれ。あなたがここに出現してくれただけで満足だ。さよなら」と言いました。
 サンタクロースは雪に閉ざされたある場所の、自分の家へと帰ってきました。そして、「きょう最も楽しさを味わったのは自分ではないか」と思いました。

サンタクロース.jpg
画像はフリー素材です


さて、この年齢になるとクリスマスは特に感動するということもなく坦坦と過ぎて行きました。それでも、目の前にサンタクロースが現れたら何をお願いしようかなどと、妄想にふけったりする子供じみた私も確かに存在します。信仰心は無くともキリストの誕生祝は私の心の中にも溶け込んでいるのかもしれません。


一夜明け指で聖菓のつまみ食い 粋田化石



【クリスマス】 降誕祭 聖樹 聖夜 聖夜劇 聖菓 サンタクロース  (季冬)
十二月二十五日、キリストの誕生日。ただし実際にいつ生まれたかは不明。ヨーロッパにおいて土俗の冬至の祭と習合したもの。前夜をクリスマスイブといい、子供たちはサンタクロースに贈り物を入れてもらう靴下を枕元に吊り下げて寝る。翌二十五日、教会では聖樹を飾り、聖歌を歌ってキリストの生誕を祝う。クリスマスの頃の都会は華やかなイルミネーションに彩られ、町も人も活気に満ち、クリスマスソングが流れて浮き立つようである。家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、プレゼントを交換したり、すっかり生活に溶け込んでいる。(角川合本俳句歳時記第四版)





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ゴジラ(呉爾羅)来襲 [エッセー]

映画「シン・ゴジラ」のブルーレイ・ディスクが我が家にもやってきました。

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その物語については今更私がどうのこうの言っても仕方ありませんので触れないでおきます。

映画の終盤に、ゴジラを倒すために日本の自衛隊と米軍そして民間企業の総力を結集して行う「八塩折(やしおり)作戦」という作戦が描かれています。その作戦とは、ゴジラの生物としての活性を低下させ、ゴジラを凍結させるためにゴジラの口から薬剤を注入するというものです。
驚くべきはゴジラの口の中に薬剤を注入するために高圧ポンプ車を使うことです。あまりにもアナログなこの方法は、実は東日本大震災の時に原発に冷却水を注入するときに実際に行われた方法なのであります。感情移入しやすい私は、映画を見ながらこの「ヤシオリ作戦」を真剣に応援してしまいました。

「八塩折(やしおり)」とはあまり耳にしない言葉ですね。これは、須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する時に、八岐大蛇に飲ませた酒である八塩折の酒に由来するそうです。

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春の夢吠えるゴジラもまた哀れ 粋田化石




さて、須佐之男命と八岐大蛇といえば映画「日本誕生」(1959年 稲垣浩監督)。

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この映画は東宝映画1,000本製作記念作品として作られました。須佐之男命を演ずるのは三船敏郎。私がこの映画をDVDで見たきっかけは、八岐大蛇の特撮を円谷英二が監督していたからでした。映画は神話に基づいて物語が展開して行き、八岐大蛇以外の部分も大いに楽しい映画でした。

神話に基づいていますので、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまい世の中が真っ暗になってしまうという有名なシーンももちろんあります。

天照大神を演ずる原節子のなんと美しいことでしょう。ちなみに、天岩戸をこじ開ける天手力男命(たじからのみこと)を演じたのは大相撲第四十六代横綱朝潮太郎です。

時間がありましたら是非ご覧になってみてください。

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【春の夢 はるのゆめ】
春の夢は、昔から「春の夜の夢のごとし」とか「昔日富貴、一場春夢」などのように、華やかだがはかない人生のたとえに用いられる。快い眠りのなかで見る夢にはどこか艶なる趣が漂う。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]






スマートフォン [エッセー]

今日はスマホを持って出るのを忘れました。特に慌てていたわけではないのですが、気が付いたら持っていませんでした。業務で使う携帯電話は常に持っていますので、特に困ったことは起きずに一日が終わりました。

スマートフォン (3).png
画像はフリー素材です


スマホがあればと思ったのは、膨らんだ桜の蕾を見て無性に写真を撮りたくなった時だけです。実は、粋田化石がスマホを使っている大きな理由は写真を綺麗に撮ることができることです。現在使っているスマホのカメラは、通販で買ったニコンのコンパクトカメラよりも格段に綺麗に撮ることができます。
粋田化石の場合は、美しい写真が撮影できるコンパクトカメラがあればスマホはいらないのかもしれません。家にはパソコンがありますので、スマホをカメラとしてしか使っていないなんて勿体ないですね。随分と高い玩具だと思います。

スマートフォン (1).png
画像はフリー素材です



職場に大嫌いな奴が一人います。その人は常に他人の話しを盗み聞きしていてかなり気持ち悪いです。粋田化石も他人に聞かれたら困る話はその気持ち悪い人の居る所では絶対に話さないので、盗み聞きされること自体は困りません。ただ、その人は他人の話しにすぐに口を挟んで来るのです。
例えば粋田化石が、隣の人と「何処何処の名物は○○だっけ?、××だっけ?。」「いやー、□□かもしれませんよ。」と話していたとすると、その気持ち悪い人が直ぐにスマホで検索して「△△だよ。」と口を挟んで来るのです。
こういう会話の場合、答えを直ぐに知りたい場合と、答えよりも会話を楽しんで気持ちを和やかにしたい場合とがあります。後者の場合は、途中で答えを知ってしまうと会話が台無しになってしまいます。
直ぐに情報を引き出すことのできるスマホは、使い方によってはとても無粋で嫌な道具だと粋田化石は思います。

スマートフォン (2).png
画像はフリー素材です


そうそう、今日交差点で乳母車を押しながらスマホをいじくっている女性を見かけました。
危ないですよ~。貴方は自分の意志でそうしているのだからどうでも構いませんが、事故に巻き込まれたら前途洋洋の赤ちゃんの人生がふいになってしまいますよ。


春の雲映すスマホに食指這う 粋田化石



【春の雲はるのくも】 春雲 (季春)
夏や秋の雲のようにはっきりとした形をなすことは少ないが、空全体に白く刷(は)いたような雲が現れることや、ふわりとした綿雲が浮かぶことがある。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

しょくし【食指】
人さし指。
[大辞泉第二版]




朧月(おぼろづき) [エッセー]

宵の口を過ぎたころ、春らしく霞んだ月が出ていました。
暫くしてもう一度見てみると朧月は雲の中へ隠れてしまっていました。
明日は雨降りでしょうか。

朧月.jpg
画像はフリー素材です


さて、粋田化石は『朧』という文字を見る度に何と美しい文字なのだろうかと思います。
気になったので漢和辞典で朧を調べてみました。朧という字は元々は朦から来ているそうです。その旁(つくり)である蒙(もう・ぼう)という字は「暗い・被(こうむ)る・覆う」という意味を持つそうです。月偏に蒙で月を覆うという意味だったのですね。納得です。
それでは誰がどうして蒙を龍に変えたのでしょうか。漢和辞典にはその答えは載っていませんでしたが、蒙を龍に変えようと提案した人はきっとロマンティストに違いありません。


磨り硝子二枚重ねの朧月 粋田化石



夜更かしと無縁の街の朧月 粋田化石



【朧月 おぼろづき】 月朧 朧月夜 朧夜 (季春)
朧に霞んだ春の月で、薄絹に隔てられたような柔らかさを感じさせる。古歌にもしばしば詠まれてきた。朧夜は朧月夜を略した語。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

すりガラス【磨りガラス】
表面を金剛砂などですって細かい凹凸をつけ不透明にしたガラス。つや消しガラス。曇りガラス。
【大辞泉第二版】







あたりまえのこと [エッセー]

あたりまえのこと  粋田化石

放射能はいりません、
爆音はいりません、
今以上の便利もいりません。

花が咲き、小鳥が囀る。
風が吹き、音楽が聴こえる。
隣りを見れば
笑った顔、泣いた顔、怒った顔がある。

そうして、帰れる家がある。

放射能はいりません、
爆音はいりません、
今以上の便利もいりません。

だから、返して下さい。


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画像はフリー素材です



オマケの句
鶯の鳴いて帰れる家もある 粋田化石






春寒と憂鬱ばかりの日 [エッセー]

冷たい雨が降ったり止んだりの寒い日でした。
特に理由は無いのですが、時々何もする気が起きないという日があります。
正に今日がその日でした。こんな日に限って外では冷たい雨が降っていて、粋田化石の憂鬱な心をもっと暗くするのでした。

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そんな時でも、俳句を詠もうとすると自分を客観的に眺めて詠むことがが出来ます。何だか不思議ですが、俳句というものはそういうものなのかもしれません。
俳句は自分自身を俯瞰(ふかん)して笑い飛ばしたりすることができますので、精神衛生にも優れているのかもしれません。


春寒を憂さが尻押しする日かな 粋田化石



【春寒 はるさむ】 春寒し 春寒しゆんかん 料峭れうせう (季春)
立春後の寒さ。余寒と同じであるが、すでに春になった気分が強い。料峭は春風が冷たく感じられること。春寒・料峭ともに手紙の書き出しにも用いられる。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

うさ【憂さ】
気持ちが晴れないこと。思うに任せない、つらい気持ち。「―を晴らす」
[大辞泉第二版]







春雨 [エッセー]

ほぼ一日中雨が降っていました。三月は雨が多い時期ですね。
お日様が出ていないと景色が寒々しく見えます。それでも、さすがに三月の雨ですので実際にはそれほど寒く感じなかった一日でした。
さて、自動車のワイパーの動きは通常は二拍子ですが、今日は動きを間歇的に設定していました。そうしたらワイパーの刻むリズムが何だかワルツのように感じた日でした。四分の三拍子のワイパーなど有り得ないのですが。

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ワイパーもワルツ刻みし春の雨 粋田化石



【春雨 はるさめ】 春の雨 春霖しゆんりん (季春)
春雨は古くからしっとりとした趣のあるものとして詠まれてきた。春霖は数日間降り続く春の雨のこと。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]




まつやま俳句ポスト365』に投稿してあった兼題「蜂」で人選を頂きました。

春雨3月2日.png
画像はフリー素材です



蜂歩む無限の丸は瓶の口 粋田化石



六句投稿して一句入選です。
これは過去の体験を現在の体験に置き換えて詠んだ句です。外でジュースを飲んでいる時に蜂が飛んできてジュースの瓶の口に止りました。蜂は瓶の丸い口をいつまでもクルクルと歩きまわっています。という情景です。この句に登場する瓶はペットボトルではなく硝子の瓶です。

もう一句
没句を紹介します。


うわあああ蜂飛び込んで車内揺れ 粋田化石



こういったおふざけの句は、選者である夏井いつき先生には通用しないようです。

【蜂 はち】 蜜蜂 熊蜂 穴蜂 土蜂つちばち 足長蜂 女王蜂 働蜂はたらきばち 蜂の巣 蜂の子 (季春)
蟻を除いた膜翅目(まくしもく)の昆虫の総称。大部分は二対の羽を持ち、腹部の根元がくびれて細い。腹端に毒針を持ち、敵や獲物を刺す。世界に約十万種いるといわれ、そのうち日本でよく見かけるのは蜜蜂・足長蜂・熊蜂・雀蜂などである。養蜂のための蜜蜂は現在では西洋蜜蜂がほとんどである。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]





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