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ゴジラ(呉爾羅)来襲 [エッセー]

映画「シン・ゴジラ」のブルーレイ・ディスクが我が家にもやってきました。

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その物語については今更私がどうのこうの言っても仕方ありませんので触れないでおきます。

映画の終盤に、ゴジラを倒すために日本の自衛隊と米軍そして民間企業の総力を結集して行う「八塩折(やしおり)作戦」という作戦が描かれています。その作戦とは、ゴジラの生物としての活性を低下させ、ゴジラを凍結させるためにゴジラの口から薬剤を注入するというものです。
驚くべきはゴジラの口の中に薬剤を注入するために高圧ポンプ車を使うことです。あまりにもアナログなこの方法は、実は東日本大震災の時に原発に冷却水を注入するときに実際に行われた方法なのであります。感情移入しやすい私は、映画を見ながらこの「ヤシオリ作戦」を真剣に応援してしまいました。

「八塩折(やしおり)」とはあまり耳にしない言葉ですね。これは、須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する時に、八岐大蛇に飲ませた酒である八塩折の酒に由来するそうです。

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春の夢吠えるゴジラもまた哀れ 粋田化石




さて、須佐之男命と八岐大蛇といえば映画「日本誕生」(1959年 稲垣浩監督)。

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この映画は東宝映画1,000本製作記念作品として作られました。須佐之男命を演ずるのは三船敏郎。私がこの映画をDVDで見たきっかけは、八岐大蛇の特撮を円谷英二が監督していたからでした。映画は神話に基づいて物語が展開して行き、八岐大蛇以外の部分も大いに楽しい映画でした。

神話に基づいていますので、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまい世の中が真っ暗になってしまうという有名なシーンももちろんあります。

天照大神を演ずる原節子のなんと美しいことでしょう。ちなみに、天岩戸をこじ開ける天手力男命(たじからのみこと)を演じたのは大相撲第四十六代横綱朝潮太郎です。

時間がありましたら是非ご覧になってみてください。

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【春の夢 はるのゆめ】
春の夢は、昔から「春の夜の夢のごとし」とか「昔日富貴、一場春夢」などのように、華やかだがはかない人生のたとえに用いられる。快い眠りのなかで見る夢にはどこか艶なる趣が漂う。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]






スマートフォン [エッセー]

今日はスマホを持って出るのを忘れました。特に慌てていたわけではないのですが、気が付いたら持っていませんでした。業務で使う携帯電話は常に持っていますので、特に困ったことは起きずに一日が終わりました。

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画像はフリー素材です


スマホがあればと思ったのは、膨らんだ桜の蕾を見て無性に写真を撮りたくなった時だけです。実は、粋田化石がスマホを使っている大きな理由は写真を綺麗に撮ることができることです。現在使っているスマホのカメラは、通販で買ったニコンコンパクトカメラよりも格段に綺麗に撮ることができます。
粋田化石の場合は、美しい写真が撮影できるコンパクトカメラがあればスマホはいらないのかもしれません。家にはパソコンがありますので、スマホをカメラとしてしか使っていないなんて勿体ないですね。随分と高い玩具だと思います。

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画像はフリー素材です



職場に大嫌いな奴が一人います。その人は常に他人の話しを盗み聞きしていてかなり気持ち悪いです。粋田化石も他人に聞かれたら困る話はその気持ち悪い人の居る所では絶対に話さないので、盗み聞きされること自体は困りません。ただ、その人は他人の話しにすぐに口を挟んで来るのです。
例えば粋田化石が、隣の人と「何処何処の名物は○○だっけ?、××だっけ?。」「いやー、□□かもしれませんよ。」と話していたとすると、その気持ち悪い人が直ぐにスマホで検索して「△△だよ。」と口を挟んで来るのです。
こういう会話の場合、答えを直ぐに知りたい場合と、答えよりも会話を楽しんで気持ちを和やかにしたい場合とがあります。後者の場合は、途中で答えを知ってしまうと会話が台無しになってしまいます。
直ぐに情報を引き出すことのできるスマホは、使い方によってはとても無粋で嫌な道具だと粋田化石は思います。

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画像はフリー素材です


そうそう、今日交差点で乳母車を押しながらスマホをいじくっている女性を見かけました。
危ないですよ~。貴方は自分の意志でそうしているのだからどうでも構いませんが、事故に巻き込まれたら前途洋洋の赤ちゃんの人生がふいになってしまいますよ。


春の雲映すスマホに食指這う 粋田化石



【春の雲はるのくも】 春雲 (季春)
夏や秋の雲のようにはっきりとした形をなすことは少ないが、空全体に白く刷(は)いたような雲が現れることや、ふわりとした綿雲が浮かぶことがある。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

しょくし【食指】
人さし指。
[大辞泉第二版]




朧月(おぼろづき) [エッセー]

宵の口を過ぎたころ、春らしく霞んだ月が出ていました。
暫くしてもう一度見てみると朧月は雲の中へ隠れてしまっていました。
明日は雨降りでしょうか。

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画像はフリー素材です


さて、粋田化石は『朧』という文字を見る度に何と美しい文字なのだろうかと思います。
気になったので漢和辞典で朧を調べてみました。朧という字は元々は朦から来ているそうです。その旁(つくり)である蒙(もう・ぼう)という字は「暗い・被(こうむ)る・覆う」という意味を持つそうです。月偏に蒙で月を覆うという意味だったのですね。納得です。
それでは誰がどうして蒙を龍に変えたのでしょうか。漢和辞典にはその答えは載っていませんでしたが、蒙を龍に変えようと提案した人はきっとロマンティストに違いありません。


磨り硝子二枚重ねの朧月 粋田化石



夜更かしと無縁の街の朧月 粋田化石



【朧月 おぼろづき】 月朧 朧月夜 朧夜 (季春)
朧に霞んだ春の月で、薄絹に隔てられたような柔らかさを感じさせる。古歌にもしばしば詠まれてきた。朧夜は朧月夜を略した語。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

すりガラス【磨りガラス】
表面を金剛砂などですって細かい凹凸をつけ不透明にしたガラス。つや消しガラス。曇りガラス。
【大辞泉第二版】







あたりまえのこと [エッセー]

あたりまえのこと  粋田化石

放射能はいりません、
爆音はいりません、
今以上の便利もいりません。

花が咲き、小鳥が囀る。
風が吹き、音楽が聴こえる。
隣りを見れば
笑った顔、泣いた顔、怒った顔がある。

そうして、帰れる家がある。

放射能はいりません、
爆音はいりません、
今以上の便利もいりません。

だから、返して下さい。


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画像はフリー素材です



オマケの句
鶯の鳴いて帰れる家もある 粋田化石






春寒と憂鬱ばかりの日 [エッセー]

冷たい雨が降ったり止んだりの寒い日でした。
特に理由は無いのですが、時々何もする気が起きないという日があります。
正に今日がその日でした。こんな日に限って外では冷たい雨が降っていて、粋田化石の憂鬱な心をもっと暗くするのでした。

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そんな時でも、俳句を詠もうとすると自分を客観的に眺めて詠むことがが出来ます。何だか不思議ですが、俳句というものはそういうものなのかもしれません。
俳句は自分自身を俯瞰(ふかん)して笑い飛ばしたりすることができますので、精神衛生にも優れているのかもしれません。


春寒を憂さが尻押しする日かな 粋田化石



【春寒 はるさむ】 春寒し 春寒しゆんかん 料峭れうせう (季春)
立春後の寒さ。余寒と同じであるが、すでに春になった気分が強い。料峭は春風が冷たく感じられること。春寒・料峭ともに手紙の書き出しにも用いられる。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

うさ【憂さ】
気持ちが晴れないこと。思うに任せない、つらい気持ち。「―を晴らす」
[大辞泉第二版]







春雨 [エッセー]

ほぼ一日中雨が降っていました。三月は雨が多い時期ですね。
お日様が出ていないと景色が寒々しく見えます。それでも、さすがに三月の雨ですので実際にはそれほど寒く感じなかった一日でした。
さて、自動車のワイパーの動きは通常は二拍子ですが、今日は動きを間歇的に設定していました。そうしたらワイパーの刻むリズムが何だかワルツのように感じた日でした。四分の三拍子のワイパーなど有り得ないのですが。

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ワイパーもワルツ刻みし春の雨 粋田化石



【春雨 はるさめ】 春の雨 春霖しゆんりん (季春)
春雨は古くからしっとりとした趣のあるものとして詠まれてきた。春霖は数日間降り続く春の雨のこと。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]




まつやま俳句ポスト365』に投稿してあった兼題「蜂」で人選を頂きました。

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画像はフリー素材です



蜂歩む無限の丸は瓶の口 粋田化石



六句投稿して一句入選です。
これは過去の体験を現在の体験に置き換えて詠んだ句です。外でジュースを飲んでいる時に蜂が飛んできてジュースの瓶の口に止りました。蜂は瓶の丸い口をいつまでもクルクルと歩きまわっています。という情景です。この句に登場する瓶はペットボトルではなく硝子の瓶です。

もう一句
没句を紹介します。


うわあああ蜂飛び込んで車内揺れ 粋田化石



こういったおふざけの句は、選者である夏井いつき先生には通用しないようです。

【蜂 はち】 蜜蜂 熊蜂 穴蜂 土蜂つちばち 足長蜂 女王蜂 働蜂はたらきばち 蜂の巣 蜂の子 (季春)
蟻を除いた膜翅目(まくしもく)の昆虫の総称。大部分は二対の羽を持ち、腹部の根元がくびれて細い。腹端に毒針を持ち、敵や獲物を刺す。世界に約十万種いるといわれ、そのうち日本でよく見かけるのは蜜蜂・足長蜂・熊蜂・雀蜂などである。養蜂のための蜜蜂は現在では西洋蜜蜂がほとんどである。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]





餡ぱん [エッセー]

粋田化石はパンが大好き。
パン屋さんに行くとついつい沢山買ってしまいます。
どんなパンでも好きですが、「餡ぱん」は胡麻の乘ったのがお気に入りです。

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時々立ち寄るパン屋さんで買った「あんぱん」。
直径は7cmくらいです。良く見るとたいへん美しく作られているのでしばらくの間見とれてしまいました。
勿論食べました。


餡ぱんの胡麻に見ほれる二月尽 粋田化石



間もなく二月も終わりです。

【二月尽 にぐわつじん】 二月果つ 二月尽く(春)
新暦二月の終わり。短い月が慌ただしく過ぎゆく感慨と同時に、寒さがゆるみ、春本番に向かうほっとした気分もただよう。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]








まだ迷う [エッセー]

この歳になってもまだ迷うことがあります。
本日東京に行く用事があったので四年先輩のSさんを無理やり呼び出して二時間ほど話しをしました。
S先輩は五十五歳で転職し“遊行(ゆぎょう)”に生きて(粋て)いらっしゃいます。
(パソコンでご覧の方はトップページの 読んでいるブログ(RSS)『遊行に粋る』からS先輩のブログに行くことが出来ます)
お会いしていた二時間の三分の二以上はS先輩が喋っていたような気がします。粋田化石は殆ど相槌を打っていただけですが、話しができてすっきりしました。

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そのS先輩とはJRの新橋駅前にあるC11蒸気機関車の前で待ち合わせ。

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少し早く到着して眺めていた街の光景が、田舎者の私の眼には何だか不思議に映りました。僅かな間に何百人もの人が目の前を通り過ぎて行くのに、一人も知った人が通らないからです。JR新橋駅の一日の平均乗降者数は265,955人(JR東日本)だそうですから当然と言えば当然なのですが。

知らぬ顔急ぎ行き交う春の都會 粋田化石

都會=まち


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帰りは高速バスを利用しました。
窓際の席に座り、車窓から暮れゆく都會の景色を眺めながら詠んだ歌です。

曇りなき窓から数多車見ん人生の如抜きつ抜かれつ 粋田化石
数多=あまた

ゆぎょう【遊行】
1 出歩くこと。歩き回ること。
「中川べりに―したり寝転んだりして」〈露伴・蘆声〉
2 僧などが布教や修行のために諸国を巡り歩くこと。行脚(あんぎゃ)。
【大辞泉第二版】

画像は全てフリー素材です






怠ければ [エッセー]

昨日とは打って変わって良い天気でした。
風は冷たかったですが、風の来ない日向はとても居心地の良い場所でした。
そうです、粋田化石はそういう場所で怠けて空を眺めていました。そうしたらほんの2秒か3秒ですが雲雀の囀りが聞こえて来ました。雲雀の生態はよく分かりませんが、春の早いうちは長い時間囀らないのかもしれませんね。

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怠ければ欠伸する間の雲雀かな 粋田化石

欠伸(あくび)


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千葉県の富津市で、純血でなければならない天然記念物のニホンザルに外来種であるアカゲザルのDNAが混ざっていることが判明し、雑種の猿57頭が殺処分されたというニュースを聞きました。
悲しいニュースですね。粋田化石は57頭を殺処分した行為を悪いとは思いません。でも、なんだか悲しすぎます。まるでアウシュビッツです。
外来種の問題は軽率に扱うべきではありませんが、思いっきり皮肉って笑い飛ばそうと思います。

名門の猿の火遊びおおごとに つなこ


人間の梨園では名門の方々の火遊びも大目に見て頂けますが、猿の国ではそれはいけないことのようです。


シンドラー千畝も聞かず猿の國 粋田化石


シンドラーという名前も千畝という名前も、猿の国では聞いたことがないという意味です。






一度やってみたかった Yahoo!ニュースをみて一言 [エッセー]

初めての試みです。

以下が、朝日新聞デジタル 1/29(日) 5:06配信 の記事です。

外国産クワガタ、特定外来生物に指定検討 販売禁止も
外国産クワガタムシの一部について、環境省は輸入などが原則禁止される「特定外来生物」の指定に向けた検討に入った。ペットとして根強い人気がある外国産のクワガタやカブトムシが指定されれば初めて。日本の在来種との交雑や競合を防ぐ狙いがある。
日本には、アマミマルバネクワガタやオキナワマルバネクワガタなど、鹿児島県や沖縄県に近縁の固有種が生息しており、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種のマルバネクワガタも3種いる。外国産のマルバネクワガタはまだ野外では確認されていないが、定着すれば、在来種との交雑や、エサなどを奪い合う恐れがある。
 専門家会合のもとにある専門グループの委員を務める九州大学の荒谷邦雄教授(昆虫系統分類学)は「(奄美や沖縄は)世界自然遺産登録を目指す地域でもあり、外来種を防ぎ、希少種を守る上で指定は必要だ」と指摘する。

さて、ここからが粋田化石の記事です。
専門家にもっともらしい意見を聞く以前の問題だと私は考えます。海外の野生生物を日本に連れてきてはいけません。理由は簡単です。それを行ってよいのは神様だけだからです。
環境省の人にも考えて頂きたいですね。人間が普通に生きるというだけで野生生物には脅威なのです。人間の存在そのものが野生生物に負担を掛けているのですから、その上傷口に塩を摺り込むようなことを行ってはいけないと私は考えます。

ここで、外来生物を思い浮かべてみました。

外来生物 (1).jpg外来生物 (3).png外来生物 (4).png外来生物 (5).png外来生物 (1).gif外来生物 (2).jpg外来生物 (1).png外来生物 (4).jpg外来生物 (2).png外来生物 (3).jpg

アメリカザリガニ(甲殻類)、ブラックバス(魚類)、ライギョ(魚類)、ウシガエル(両生類)、カミツキガメ(爬虫類)、コジュケイ(鳥類)、ハクビシン(哺乳類)、アライグマ(哺乳類)、キョン(哺乳類)、タイワンリス(哺乳類)・・・。
直ぐにこれだけ思いつくのは、タイワンリス以外は千葉県に生息しているからです。殆どのものが既に生態系の一部として普通に生息していますので、最早どうしようもないのですが・・・。

今目の前にある、当たり前の自然を当たり前のまま残したい。
それだけです。

野生生物を故意に苛めるようなことはもうやめませんか。


冬深し獣に劣る人の棲む 粋田化石




【冬深し ふゆふかし】 真冬 (季冬)
冬もいよいよ深まり、寒さが極まる。自然も人の暮らしもすっかり冬一色である。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

画像はフリー素材です






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