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つなこさんから涼し気な句が届きました 六月二十五日 [俳句]

つなこさんから俳句が届きました。


夏服の乙女静かにバスを待つ つなこ



bus stop.png
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バスを待つ乙女纏うは夏の青 つなこ



つなこさんがバスを待つ乙女の句を詠んでくれました。二句共夏の句なのに何故か涼し気で爽やかな印象を受けます。
一句目の乙女には、バスを待つ間手にはスマホではなく本を持っていてもらいたいです。手に持つ本は与謝野晶子が良いですね
二句目の乙女には白いハンカチーフがお似合いでしょうか。

【 夏服 なつふく 】 白服 麻服 サマードレス サンドレス 簡単服 あつぱつぱ 半ズボン ショートパンツ (季夏)
夏に着る衣服で、主に洋服にいう。涼しげな色や素材が中心。(角川合本俳句歳時記第四版)




さて、六月二十五日は雨が降ったり止んだりの蒸し暑い日でした。
粋田化石も夏の句を詠んでみました。

青田.JPG



ざわざわと揺れる青田に風の見え 粋田化石



田圃の稲が成長して青々としてきました。
蒸し暑い日でも、風が吹き青田に波紋が広がって行く様子を見ていると何処か涼し気です。

【 青田 あをた 】 青田風 青田波 青田道 (季夏)
根づいた苗が生長すると、田全体が青々と見える。その青田に入って、田草を取る人たちの姿も見られる。風が吹き渡ると稲が揺れ、見るからに清々しい。(角川合本俳句歳時記第四版)


みみず.jpg
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何故死にに雨後の蚯蚓は這い出でし 粋田化石



夏の間は、雨が止んだ後にアスファルトの路面を見ると決まって蚯蚓(みみず)が死んでいます。粋田化石は少し哀れを感じてしまいます。死因は地中に戻れなくなっての乾燥死だと思われますが、なぜ外に這い出して来るのでしょうか。這い出して来るということは、雨の時の地中は苦しいのでしょうね、きっと。

【 蚯蚓 みみず 】 (季夏)
貧毛綱の環形動物の総称で、 縞しま 蚯蚓がもっとも普通に見られる。種類によって大きさは異なるが、おおむね一〇センチ前後。陸生の蚯蚓は昼は土中で静かにしていて、夜になると活動する。昔から釣りの餌に利用されてきた。↓蚯蚓鳴く(秋)(角川合本俳句歳時記第四版)






白い靴 [俳句]

このブログでも時々話題にしています 俳句の街まつやま『俳句ポスト365』で現在結果が発表されている兼題は『白靴(しろぐつ)』です。

白い靴.jpg
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兼題を選ぶのは選者でもある夏井いつき先生なのですが、先生は毎回毎回「これが季語なの?」というような季語を選んでくださいます。
普通であれば『白靴』が夏の季語だなんて思いません。でも、そう言われてみれば昔は白靴を履いたモボが街を歩いていました。
夏井いつき先生は『絶滅危急季語事典』という本も出されていますので、興味がある方は読んでみてください。

さて、粋田化石が投稿した句です


白靴がアンパンマンの靴の横 粋田化石



おしゃれな白靴と子供用のアンパンマンの靴が隣同士に並んでいる様子を詠んでみました。
如何でしょうか。


【 白靴 しろぐつ 】 (季夏)
夏は白い靴を履くことが多い。昔は男性も白い皮やメッシュの靴を履いた。

白靴の汚れが見ゆる疲かな 青木月斗
九十九里浜に白靴提げて立つ 西東三鬼
白靴を踏まれしほどの一些事か 安住敦
白靴の中なる金の文字が見ゆ 波多野爽波
白靴に明月院の泥すこし 大屋達治
(角川合本俳句歳時記第四版)






つなこさんから俳句が届きました 六月二十一日 [俳句]

つなこさんから俳句が届きました 

枇杷 (2).jpg
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枇杷つつく鳥半分を食べ残し つなこ



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今が旬の句です。つなこさんは、半分食べ残された枇杷の実が道に落ちているのを見かけたそうです。
食べ残した鳥はお腹いっぱいになってしまったのでしょうか。それとも食べている途中で人が来たので諦めてしまったのでしょうか。いずれにしてもその情景が目に浮かびますね。

【 枇杷 びは 】 枇杷の実 (季夏)
枇杷はバラ科の常緑高木。石灰岩地帯に野生するが、改良品種が栽培される。冬に花が咲き、翌年六月ごろ倒卵形の果実が黄橙色に熟する。半透明の内果皮を食するが、少し酸味があり、甘味も強い。(角川合本俳句歳時記第四版)



粋田化石はこの十日間ほど何もしたくない病で、仕事をして、食べて、寝るの繰り返しの日々を過ごしていました。
今日は雨の中坂道の途中で赤い実を発見。桑の実かと思いましたが木苺のようです。もちろん頂いて写真も撮ってきました。味には酸味が無く少し甘味のある水のようでした。

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木苺も雨の味なり低気圧 粋田化石


木苺や上りの坂も半ば過ぎ 粋田化石



木苺 (1).JPG


【 木苺 きいちご 】 (季夏)
バラ科の落葉低木で山野に自生する。四月ごろ白い花が咲き、夏に黄色い果実が熟する。直径一~一・五センチの球形の実がつき食用となる。 紅葉苺(もみじいちご)などがある。(角川合本俳句歳時記第四版)







つなこさんから句が届きました六月九日 [俳句]

つなこさんから入梅の句が届きました。

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家家の匂い満つ路地梅雨入る つなこ



路地と梅雨の取り合わせが日本風で、画像が無くてもその景色が浮かんできますね。

【 入梅 にふばい 】  梅雨入ついり  梅雨に入る 梅雨きざす (季夏)
太陽の黄経が八〇度に達したときをいい、新暦六月十一日ごろにあたる。しかし実際にこの日から梅雨が始まるわけではなく、各地の過去の平年値を見ても六月初旬から中旬にかけて梅雨に入ることが多い。↓梅雨(角川合本俳句歳時記第四版)



粋田化石の生息地は、梅雨入りした途端に梅雨らしい天気の一日でした。


昼飯は蕎麦か饂飩か梅雨の雨 粋田化石



【 梅雨 つゆ 】  梅雨ばいう   黴雨ばいう   荒梅雨あらづゆ  男梅雨 長梅雨 梅雨湿り 走り梅雨 迎へ梅雨 送り梅雨 戻り梅雨 青梅雨 梅雨の月 梅雨の星 梅雨雲 梅雨の雷 梅雨曇り 梅雨夕焼 (季夏) 
暦の上では六月十一日ごろの入梅から三十日間の期間をさすが、実際には梅雨前線は六月初旬から七月下旬まで停滞する。ただし北海道でははっきりとした梅雨はみられない。梅の実が熟すころなので梅雨、 黴かび の発生しやすい時期なので黴雨という。↓入梅 ・ 梅雨明 ・ 空梅雨(角川合本俳句歳時記第四版)



芒種来て炒飯の味濃くなりぬ 粋田化石



俳句の街まつやま『俳句ポスト365』に投稿した句です。

汗をかきながら炒飯を食べるというのもなかなか絵になります。

【 芒種 ばうしゆ 】 (季夏)
二十四節気の一つで、新暦六月五日ごろにあたる。 禾のぎ のある穀物を 播ま く時期の意から。このころから田植えが始まり、天候は梅雨めいてくる。(角川合本俳句歳時記第四版)






梅雨に入る [俳句]

いよいよ入梅ですね。
旧暦の六月を『水無月』と呼ぶのをずっと疑問に思っていました。インターネットで検索したら、“水の月”が元になっているのではないか?と書いてありました。
なるほど、“神の月”が『神無月』です。

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黒猫の太き尾揺れて梅雨に入る 粋田化石



草むらの中を黒猫が歩いていました。しかし、草の背丈が猫より高かったので太くて長い尻尾が揺れているのだけが見えていました。

【 入梅 にふばい 】  梅雨入ついり  梅雨に入る 梅雨きざす (季夏)
太陽の黄経が八〇度に達したときをいい、新暦六月十一日ごろにあたる。しかし実際にこの日から梅雨が始まるわけではなく、各地の過去の平年値を見ても六月初旬から中旬にかけて梅雨に入ることが多い。↓梅雨(角川合本俳句歳時記第四版)



さて、六月一日に、NHK学園生涯学習フェスティバル『伊香保俳句大会』が開催されました。
選者は、井上康明氏、宇多喜代子氏、今瀬剛一、木暮陶句朗氏の四人です。
勿論、粋田化石も投稿していて二句が入選しました。

宇多喜代子選・木暮陶句朗選

【佳作】
瞬きの億光年も去年今年 粋田化石


正月にだくだく日記で記事にした句を推敲したものです。
去年今年(こぞことし)は大晦日の二十四時が過ぎて新年になることを言います。星の瞬きは、もしかしたらその光が地球に届くのに何億年もかかっているのかもしれません。そんなに苦労して地球に届いた星の瞬きもまた、一月一日の午前零時を境に去年今年として簡単に扱われてしまう可笑しさを詠みました。

【 去年今年 こぞことし 】元日の午前零時を境に去年から今年に移り変わること。一瞬のうちに年が変わることの感慨が籠る。 (季新年)

題読み『目』
宇多喜代子選

【佳作】
枯草と同じ色目の子犬かな 粋田化石


同様にだくだく日記で記事にした句の推敲です。
題読みとして『目』の字を使いました。
我が家の犬は子犬ではありませんが五七五に当てはめるために子犬にさせてもらいました。

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【 枯草かれくさ 】 草枯る (季冬)
冬が深まると、野山はいうにおよばず、庭の草もみな枯れてゆく。その姿も色もわびしい。(角川合本俳句歳時記第四版)







芒種(ぼうしゅ) [俳句]

芒種(ぼうしゅ)
6月5日は二十四節気の一つ芒種(ぼうしゅ)でした。

このブログの更新を怠けている間につなこさんから俳句が届きました。
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梅雨近しマンションの上に滲む月 つなこ



梅雨が近づいている様子をマンションと月の取り合わせで詠んでくれました。
つなこさんが眺めた月は6月3日、月齢8.3の『九夜月(くやづき)』だと思われます。
確かに6月3日の月は朧に見えました。都会ではマンションの屋上越しに月を見ることもあるのですね。



さて、気が付くと粋田化石の腕は随分と日に焼けています。シャツの袖をまくってみると中は真っ白です。日に焼けている部分とそうでない部分の境界線がクッキリとしています。


芒種はや半袖の腕小麦色 粋田化石



【 芒種 ばうしゆ 】 (季夏)
二十四節気の一つで、新暦六月五日ごろにあたる。 禾(のぎ)のある穀物を 播(ま)く時期の意から。このころから田植えが始まり、天候は梅雨めいてくる。(角川合本俳句歳時記第四版)



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花煙草明日は摘まるる紅の色 粋田化石



花煙草 (3).JPG


先日当ブログで紹介した煙草(たばこ)に花が咲いていたので写真に収めました。煙草は
葉っぱに価値があるので、花は直ぐに摘み取られてしまいます。
煙草の花は秋の季語です。

花煙草 (2).JPG


【 煙草の花 たばこのはな 】 花煙草 (季秋)
煙草は南アメリカ原産のナス科の一年草で、二メートルにもなる。茎の頂に初秋のころ淡紅色の花をたくさんつける。三センチほどの漏斗状の愛らしい花だが、葉を収穫するためには早く摘み取ってしまう。(角川合本俳句歳時記第四版)







すっかり数が減ってしまいました [俳句]

田舎暮らしの粋田化石でもあまり見掛けなくなった葉っぱです。

煙草の葉 (1).JPG


さて、何の葉っぱだとお思いですか。三原じゅん子にも関係があります。

正解は「煙草(たばこ)」です。

煙草の花は秋の季語ですが、煙草の葉は特に季語ではないようです。
実は、この辺の多くの煙草農家が数年前から煙草を作るのをやめてしまいました。詳しくは分かりませんが、JTがたばこの収穫量を減らす目的で農家に廃作奨励金を出したようです。流石に専売品です、一企業が農家に廃作奨励金を出すのですね。
煙草は夏の終わりに桃色の花をつけますが、葉を取るのが目的の植物なので花は直ぐに摘み取られてしまい、あまり見ることはありません。

煙草の葉 (2).JPG
 


夏の日や頭髪そして煙草の葉 粋田化石


すっかり数が減ってしまった煙草の作付けと・・・


このたばこ畑は海から300メートルほどの場所にあります。畑の脇に車を止めて爽やかな海風に当たってきました。




梟(ふくろう)が来る [俳句]

このところ家の裏にある籔に梟(ふくろう)が来てくれます。何故でしょうか、その声が聞こえるのは夜中ではなく日没から数時間くらいです。
冬に梟の鳴き声を聞くと凄惨な感じがするという理由で梟は冬の季語になるのだそうです。梟の鳴き声は「ぼろ着て奉公(ぼろきてほうこう)」「五郎助奉公(ごろすけほうこう)」と聞き做(な)しますが、確かに「ぼろ着て奉公」を冬に聞くと凄惨な感じに聞こえないこともないですね。夏に聞くと愉快に聞こえる梟の聞き做しはないものでしょうか。

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「揃って彷徨」
「古くて廃校」
「こぞって反抗」
「誘って援交」
「至って健康」


梟や余熱残りし部屋の窓 粋田化石



【 梟 ふくろふ 】 ふくろ (季冬)
フクロウ科の鳥の総称で、 羽角うかく (飾羽)のない丸い顔をしている。全体に灰白色か褐色で、顔には目の上部に眉斑状の黒斑がある。ゴロッ、ゴロッ、ゴロッボーコーと鈍い声で鳴く。低山帯の森林に棲息するが、近年は数が減少した。夜間、音もなく巣から飛び立ち、野鼠や昆虫などを捕食する。梟は留鳥だが、冬の夜に梟の声を聞くと凄惨な感じがするので冬季になっている。(角川合本俳句歳時記第四版)

[1] フクロウ科の鳥。全長約50センチ、全身灰褐色。目が顔の前面に並び、くちばしは短く、鉤(かぎ)状。夜、羽音をさせずに飛び、野ネズミやウサギなどを捕食する。ユーラシアの温帯・寒帯に広く分布。日本でも平地林にすむ。《季 冬》「―の来ぬ夜も長し猿の声/北枝」
[2] フクロウ目フクロウ科の鳥のうち、頭に耳のような飾り羽をもつミミズクを除くものの総称。フクロウ・シロフクロウ・アオバズクなど。大部分は夜行性。
(大辞泉第二版)






つなこさんから俳句が届きました5月23日 [俳句]

つなこさんから句が届きました

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万緑のトンネル抜けて生きて行く つなこ



生命力に溢れる木々がつなこさんの胸に迫ったようです。つなこさんの句からも前向きな心や力強さを感じます。
万緑、新緑、若葉。どうやら緑という言葉がつなこさんという謎の女を理解するための手掛かりになりそうです。

【 万緑ばんりよく 】 (季夏)
木々の緑が深まり、生命力に溢れる様子。王安石の「万緑叢中紅一点」に基づく。中村草田男が用い、一般化した。(角川合本俳句歳時記第四版)

草木が見渡すかぎり緑であること。《季 夏》「―の中や吾子の歯生え初むる/草田男」(大辞泉第二版)


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粋田化石はプロ野球の中継を見ながら蚕豆(そらまめ)の鞘を剥いていました。走者ー一二塁、阪神タイガースの窮地です。
あーあ残念、点を取られてしまいました。
さて、私も緑色の句を


蚕豆を剥く手も止まる一二塁 粋田化石



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【 蚕豆そらまめ 】 空豆 はじき豆 (季夏)
マメ科の一・二年生蔓草。空に向けて直立するので、そらまめという。まだ青いうちに収穫して中の実を茹でて食べる。熟して乾燥させたものを加工して食する場合がある。(角川合本俳句歳時記第四版)






兎葵(うさぎあおい)見ぃつけた [俳句]

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本日も夏日でした。25℃くらいの気温でも、まだまだ暑さに慣れない体には少々辛い日でもありました。
昼間いつものように仕事を怠けていた時に、木陰で「兎葵(うさぎあおい)」という可愛らしい花を見つけました。
ピンク色の耳を持つ兎が五匹頭を寄せて並んでいるように見えます。
花は1センチメートルにも満たない大きさですので目立ちませんが、葉っぱは葵(あおい)の形をしていますので見つけやすいと思います。兎葵はヨーロッパ原産の外来種で、1940年に帰化が確認されているそうです。

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夏の日の木陰に兎葵かな 粋田化石



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【 夏の日 なつのひ 】 夏日 夏日影 (季夏)
強く厳しい夏の太陽、あるいはその日差しをいう。↓夏の日(時候)
(角川合本俳句歳時記第四版)