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蜜柑の實 [俳句]

最近は千葉県でも温州蜜柑が立派に生ります。

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水金に土天海冥蜜柑かな 粋田化石



青空の下蜜柑の木を見上げると、その実の配列が星に見えてきます。



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蜜柑生り鳥も集うや温暖化 粋田化石



鵯(ひよどり)が大騒ぎしていたので近づいてみると、蜜柑の実が黄色く色づいていました。この蜜柑は八百屋で売られている蜜柑と比べると甘味はありませんが、それでもちゃんとした温州蜜柑の実が生るのは温暖化のせいでしょうか。



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鳥退いて御下がり一つ蜜柑かな 粋田化石



私が蜜柑の木に近づくと当然鳥たちは逃げて行きます。その後にゆっくりと鳥たちの御下がりの実を一つ頂戴しました。


【 蜜柑 みかん 】 蜜柑山 (季冬)
ミカン科の常緑低木の実。代表的なものは鹿児島県原産の 温州蜜柑うんしゆうみかん で、暖地に広く栽培される。炬燵の団欒風景を思わせる日本の代表的な果物のひとつ。(角川合本俳句歳時記第四版)






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秋の晝(ひる) [俳句]

体が少しお疲れモードでしたので仕事の途中で自動車を止めて怠けてみました。
11月12日は少し寒く感じる陽気でしたが自動車の中は快適。ウトウトしていると僅かに開いている窓の隙間から豚の鳴き声と養豚の香りが入ってきました。遠くの物音も遠くの香りも身近に感じた秋の昼でした。

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怠け者決め込みましょか秋の昼 粋田化石



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うとうとと成せば豚の香秋の昼 粋田化石




【 秋の昼 あきのひる 】 (季秋)
晴れわたった秋の昼は、遠くの物音もよく聞こえ、空間の広がりを感じさせる。(角川合本俳句歳時記第四版)






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俳句の街 まつやま『俳句ポスト365』 [俳句]

俳句の街 まつやま『俳句ポスト365

最近はあまり話題にしていませんでした『俳句ポスト365』。
毎回ではありませんがコツコツと投稿は続けていました。

今発表になっている季語は『舞茸』で、秋の季語です。
さて、粋田化石の句は

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舞茸の笠二つ三つ鍋の底 粋田化石



鍋を食べて腹いっぱい。満足顔で鍋の中を覗くと、食べてもらえなかった舞茸の笠が二つ三つ沈んでいます。それが勿体無いというよりは何だか哀れを感じた時の情景を詠みました。


俳句に興味がおありの方は是非『俳句ポスト365』を覗いてみてください。そうして投稿してみてください。選者はTVでも有名なあの“夏井いつき”さんです。
私はそこでも粋田化石を俳号にしています。


まい‐たけ【舞×茸】まひ‐
サルノコシカケ科のキノコ。秋にクリ・ナラなどの大木の根元に生える。茎はよく分岐し、多数の傘が重なり合って大きな塊状となり、表面は灰白色または暗褐色で裏面は白い。美味。《季 秋》(大辞泉第二版)


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清々しい一日 [俳句]

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秋気満つ暴走族の大人しげ 粋田化石



秋らしい天気の良い休日ですが仕事をしました。自動車を運転していてオートバイの暴走族様たちとすれ違いました。一・二・三・・・数えてみたらオートバイは17台。しかし、彼らは一団とはならずに一般車に分断されて三集団に分かれて走っていました。黄色の中央線を無視して追い越しをすれば簡単に一団となれそうでしたが、一体全体どうしたのでしょうか。秋の清々しさに感激した暴走族の頭が「いいか~お前ら、今日は交通ルールを守ってはしるゼ!」とかなんとか言ったのかもしれません。


【 秋気 しうき 】 (季秋)
秋の気配。秋らしい清々しさをいう。(角川合本俳句歳時記第四版)



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留守番に眼鏡探せば夜寒かな 粋田化石



うすら寒い家の中で、一人眼鏡を探していた時の様子です。
夜はさすがに寒くなってきました。やはり11月ですね。

【 夜寒 よさむ 】 (季秋)
朝寒に対して、夜に感じる寒さのことである。日暮とともに、ひたひたと寒さが忍びよってくる。(角川合本俳句歳時記第四版)






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11月 [俳句]

秋らしい天気をあまり見ないうちに11月になってしまいました。千葉県東部地方の本日は午前中曇り空、午後からは太陽が出てきました。
その午前中に自動車を止めてバックミラーに自分の顔を映してみると、何だか情けない疲れた顔の男が映っています。「俺も随分と老けたなー。」としみじみ思った日でした。
オートバイで1,000㎞走れるくらいだから、肉体はまだまだ若いつもりでいたのですが。

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画像はフリー素材です



秋曇バックミラーに映る老い 粋田化石



明日、年金の説明会に参加してきます。


【 秋曇 あきぐもり 】  秋陰(しういん) (季秋)
秋の曇りがちの天候をいう。曇った日が二、三日続くと、気分も暗く沈みがちになる。↓春陰(春)(角川合本俳句歳時記第四版)







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木枯らし一号早も吹きたり [俳句]

本日は、昨日の雨とは打って変わって晴天でした。しかも『木枯らし一号』が吹きました。
昨日一日で相当量の雨が降ったので水が地面深くまで吸い込まれていると思いきや、強い風が吹くと地面は乾き始めて砂埃まで舞い上がっていました。強い雨というのは意外に地面の中にはしみ込んで行かないのだと知った午後でした。

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木枯らしの早一号や目に痛し 粋田化石



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【 凩 こがらし 】  木枯(こがらし) (季冬)
初冬に吹く北西寄りの強い風。木を枯らすほど吹きすさぶことからこう呼ばれる。烈しく吹いて冬の到来を告げる。↓北風 (角川合本俳句歳時記第四版)

こがらし‐いちごう【木枯らし一号】‐イチガウ
晩秋から初冬、気圧配置が冬型になって初めて吹いた木枯らしをいう。(大辞泉第二版)








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つなこさんから秋の句が届きました10月26日 [俳句]

つなこさんから秋の句が届きました

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秋晴れに昨日の事は忘れ去り つなこ



嫌なことは忘れて前向きに生きられそうな本当に清々しい日でした。
秋の空には人の気持ちを穏やかにする効果があるのですね。
龍田姫様、どうか明日も秋晴れを届けてください。

秋晴れの写真は数年前に撮影したものです。
金子みすゞさんの故郷である仙崎(せんざき)から三隅(みすみ)方面を撮影しました。トンビも二羽舞っています。

【 秋晴 あきばれ 】  秋日和(あきびより)  菊日和(きくびより) (季秋)
秋空が澄んで高々と晴れ渡ること。「秋日和」は眩しい日ざしのなか、穏やかに過ぎていく一日を感じさせる。「菊日和」は菊の花が盛りのころの日和。菊花展が催され、さまざまな式典も多い。




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秋澄むや石火のパンチ放つ猫 粋田化石


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時々ここに登場してくれる白猫(元♂)が何やら真剣な表情をしていました。近づいてみると青大将と睨み合い猫パンチを繰り出しています。青大将も口を180度開いて相手を威嚇しながら攻撃をしています。しかし、青大将は体の所々の鱗が剥げ形勢は猫の方が有利に見えました。そろそろ青大将に助太刀をしようかと思っていたら、青大将は自動車の下に逃げ出すことに成功しそこで闘いは終了しました。

【 秋澄む あきすむ 】 (季秋)
秋になって大気が澄みきること。大陸から乾燥した冷たく新鮮な空気が流れ込むため、ものみな美しく見え、鳥の声、物音もよく響くように感じられる。(角川合本俳句歳時記第四版)

せっ‐か【石火】セキクワ
火打ち石を打って出す火。きわめてわずかの時間、はかないこと、すばやい動作などのたとえに用いる。「電光―」
「兄の事や沙金(しゃきん)の事を、一度に―のごとく、思い浮かべた」〈芥川・偸盗〉
(大辞泉第二版)






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つなこさんから句が届きました [俳句]

実はにつなこさんから俳句が届いていました。
この句が届いたのが10月18日。秋晴れになったらこの句を記事にしようと思っていました。ところがなかなか秋晴れにはならず先週末は台風まで来てしまいました。

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画像はフリー素材です



次々に飛行機現る秋の空 つなこ



つなこさんの暮らしている所は飛行機の通り道なのでしょうか。
青く澄んだ空の中に次々と姿を見せる飛行機。素敵ですね。少年のころ飛行機が来ると空を見上げていたのを思い出します。
粋田化石は今でも飛行機雲が大好きで見つけると暫し空を見上げています。でも、秋になり空気が乾燥してくると飛行機雲ができにくいのでちょっと残念です。

【 秋の空 あきのそら 】 秋空  秋天(しうてん) (季秋)
澄みきった秋空をいう。秋は長雨に見舞われることもある一方、からりとした晴天に恵まれることも多い。台風の去った後などは、眩しいほどの青空が広がる。(角川合本俳句歳時記第四版)





昨日の朝、台風が過ぎた後に僅かの時間だけ日が差してきて虹を見せてくれました。私は丁度交差点で信号待ちをしていたので写真に収めることが出来ました。
野分(のわき)は秋の季語で、虹は夏の季語です。

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空繋ぐ光七色野分後 粋田化石



【 野分 のわき 】 野わけ 野分だつ  野分後(のわきあと) 夕野分 野分雲 野分晴 (季秋)
秋の暴風のことで、野の草を吹き分けるほどの風の意。特に二百十日・二百二十日前後には猛烈な暴風が襲ってくることが多い。野分のあとは、草がなぎ倒されたり庭にものが飛び散ったりと荒々しい景を呈するが、古来それもまた風情あるものとして受けとめてきた。夜のうちに野分が去ったときなど、ことさら朝の晴ればれとした気分を感じさせる。(角川合本俳句歳時記第四版)



実は粋田化石の生息地でも飛行機はよく見かけます。
台風一過の昨晩は久しぶりに星と美しい月を見ました。空を見上げていると、成田へ向かうと思しき飛行機の点滅灯が月齢2.3日の三日月の上を丁度横切って行きました。

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画像はフリー素材です



飛行機を避けて三日月高度下げ 粋田化石



【 月 つき 】  初月(はつづき)  二日月(ふつかづき)  三日月(みかづき)  新月(しんげつ)  弦月(げんげつ) 上弦の月 下弦の月 夕月 宵月 夕月夜  有明月(ありあけづき)  遅月(おそづき)  月白(つきしろ) 月夜 月の出 月光  月明(げつめい) 月影   (季秋)
月は四季それぞれの趣があるが、そのさやけさは秋にきわまるので、単に月といえば秋の月をさす。初月は旧暦八月初めのころの月。二日月は八月二日の月、三日月は同三日の月。新月は天文学では 朔さく の月をいうが、実際には見えないので俳句では三日月のこともいう。夕月夜は、新月から七、八日ごろまでの上弦の宵月の夜のことで、夕方出た月は夜にはもう沈んでしまう。この月を夕月という。月白は月が出ようとして空がほの明るくなること。月はいわゆる雪月花の一つで、古来大いに詩歌に詠まれ、物語の背景を支えてきた。↓春の月(春) ・ 夏の月(夏) ・ 冬の月(冬) (角川合本俳句歳時記第四版)






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つなこさんから句が届きました10月9日 [俳句]

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テレビ越し事件現場の金木犀 つなこ



事件現場で咲いている金木犀の花をテレビで見たつなこさんでした。残念ながら悲しい事件だったそうです。そういう目で見ると悲しい句ですね。



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ひょっとして父の忌日や金木犀 粋田化石



昭和三十三年三月三十一日を境に日本から赤線(赤線区域のこと)が消えました。売春防止法なる決まりのためです。五代目の三遊亭圓樂師匠は「親の命日を忘れてもこの日は忘れない。」と生前高座で話しておられました。そうです、親の命日はきっと忘れるものなのです。


あかせん‐くいき【赤線区域】‐クヰキ
売春を目的とする特殊飲食店街。警察などの地図にその地域が赤線で示されていた。昭和21年(1946)公娼(こうしょう)制度が廃止された時、特例措置として地域を限って置かれたが、昭和33年(1958)廃止。赤線地帯。→青線区域 (大辞泉第二版)








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つなこさんから句が届きました10月5日 [俳句]

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月明りベンチの二人は気づかない つなこ



中秋の名月にも気が付かないベンチの二人。
良いですね~。もしかしたら粋田化石にもこんな時代があったのかもしれません。



なんと詠む季節外れの花の秋 つなこ




単純に季節外れに咲いている花の名前が読めない。
季節外れに咲いている花を句に詠みたいけれど、何と詠んだらよいのだろうか。
二つの解釈ができる面白い句です。



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戸口より木犀の香の訪ね来ぬ 粋田化石




気が付いたら金木犀が咲いていました。

【 木犀 もくせい 】  金木犀(きんもくせい)  銀木犀(ぎんもくせい) (季秋)
中国原産のモクセイ科の常緑小高木で、仲秋のころ 葉腋ようえき に香りの高い小花を多数つける。橙色の花を開くのが金木犀、白いものは銀木犀という。高さ三~六メートル、時には一〇メートルに達する。枝が多く、葉が密に茂る。(角川合本俳句歳時記第四版)


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