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老頭児 [日記]

「ロートル」

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新しいバイクがやって来ました、ヤマハFJR1300Aといいます
早速、ステッカーを貼り記念撮影

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ルート99ではありません
ROUTORU99と書いてあります
そう、ロートル99です

ろーとる(老頭児)
(中国語)老人。年寄り。【大辞泉】

千葉県には九十九里浜(くじゅうくりはま)という長い長い海岸線の砂浜があります
その中程にある、とある町を拠点とするツーリングクラブのステッカーです
良く見て頂くと、ステッカーの形が左右対称でないのが分かると思います
実は千葉県の格好をしたステッカーなのです
99は勿論九十九里浜の99

完成度の高いステッカーなので紹介させて頂きました
このステッカーを貼ったバイクが皆様のお住まいの町にもお邪魔するかもしれません
名前の通りロートルが静かに走りますので、その際はどうか宜しくお願いいたします

因みに、私のバイクの名前は『雷丸』(いかづちまる)といいます

ヘルメット脱げば親爺や冬近し 粋田化石


少し気の早い季語ですが、ロートルにはぴったりなので採用しました

冬近し(季秋)
秋も終わりに近づくと、日差しも弱く薄くなり、冬の到来が間近であることを実感させる。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]






稲刈り [エッセー]

稲刈りが始まりました。

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次の台風が近づいていますので、何やら慌てて稲刈りをしているようにも見えます。
倒伏して穂が濡れてしまった稲からとれた米は値段が安くなってしまうと聞いたことがあります。そういう目で見るせいでしょうか、稲が倒伏している田圃で稲刈りをしているお百姓の顔は、何だか仏頂面に見えました。

倒伏の稲刈る口のへの字かな 粋田化石

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写真の稲刈り風景は稲が倒伏していない田圃の光景とコンバインです。
コンバインcombine
刈り取り・脱穀・選別を、1台で同時にできる農機具。刈り取り脱穀機。【大辞泉】

私が若い頃は、日本人は年間に米を一俵(60キログラム)食べると言われていました。
現在では食文化の多様化が進んだためか、サラリーマンが外食をするためか、年間に一人一俵は 食べないのだそうです。
農家の知人に尋ねたところ、年間に一人一俵以上米を食べているそうです。三食を家で食べる人は現在でも一俵以上食べているのですね。
米一俵は約60キログラム。米一升が1.5キログラムですので、米一俵は約40升ということになります。
さて、加賀百万石の石は十斗のこと。一斗は十升のことですので、十斗は100升ということになります。
100÷40=2.5
ずっと昔の人は、一人の人間が米を年間に2.5俵食べると計算していたのですね。
ここで、米の値段について考えてみました。
仮に一人の人間が米を年間に一俵食べるとします。
私の知っている千葉県産の米(コシヒカリ)の卸値が一俵約12,000円です。
販売店で小分けにして売られると割高になりますので、その米60キログラムを30,000円で購入したとします。
30,000÷365=82.19
主食である米の値段が一日82円というのは高いのでしょうか、安いのでしょうか。




颱風 [エッセー]

我が地域でも颱風が駆け抜けて行きました
今回の台風で被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます

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ご近所の田圃でも稲刈り直前の稲が倒伏していました
受け売りで申し訳ありませんが、最近の稲刈り機は性能が良くて、少しくらい稲が倒伏していても大丈夫なのだそうです
とはいっても、稲刈りの作業が面倒くさくなるし、倒伏して稲穂が水に浸かってしまったら大変なことになるのだそうです
私は農家ではありませんが、農家の方はきっと収穫を歓びとして仕事をなさっているのだと思います
その収穫作業が複雑になったり、万が一収穫できくなったとしたらその歓びは台無しですね
稲刈りが終わる迄待ってくれなかった情の無い颱風をちょっと恨みます

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収穫の歓心攫う野分かな (しゅうかくのかんしんさらうのわきかな) 粋田化石

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【野分(のわき)】 野わけ 野分だつ 野分後(のわきあと) 夕野分 野分雲 野分晴
(季秋)
秋の暴風のことで、野の草を吹き分けるほどの風の意。特に二百十日・二百二十日前後には猛烈な暴風が襲ってくることが多い。野分のあとは、草がなぎ倒されたり庭にものが飛び散ったりと荒々しい景を呈するが、古来それもまた風情あるものとして受けとめてきた。夜のうちに野分が去ったときなど、ことさら朝の晴ればれとした気分を感じさせる。
(季秋)

芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな  芭蕉

鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな  蕪村

大いなるものが過ぎ行く野分かな  高浜虚子

白墨の手を洗ひをる野分かな  中村草田男

野分中つかみて墓を洗ひをり  石田波郷

独り刈る髪切りこぼす野分中  石川桂郎

漆黒の天に星散る野分あと  相馬遷子

家中の水鮮しき野分あと  正木ゆう子

頰杖の指のつめたき夕野分  高柳重信

夕野分祈るかたちの木を残す  小池文子
[角川 合本俳句歳時記 第四版]






つなこさんから俳句が届きました8月21日 [俳句]

八月二十一日、つなこさんから俳句が届きました。


盆終り朝の食卓静かなり つなこ


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盆の期間中は普段離れて暮らしている家族も集まって賑やかですが、盆が終わるとまた元の静かな生活に戻るのですね。

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【盂蘭盆会(うらぼんゑ)】 盂蘭盆 盆 新盆(にひぼん) 魂祭(たままつり) 精霊(しやうりやう)祭(まつり) 魂棚(たまだな) 霊棚(たまだな) 棚経 盆僧 盆供(ぼんく) 瓜の牛 瓜の馬 茄子の牛 茄子の馬 旧盆
(季秋)
七月十三~十六日に行われる仏事。灯籠を吊り、精霊棚をしつらえ真菰(まこも)を敷き、野菜などを供え、祖先の霊を弔うために僧侶(そうりよ)を招いて経をあげてもらう。昔は旧暦で行われたが、東京では主として新暦で行うことが多い。旧暦で行う所、月遅れの新暦八月十三日から行う所などもあり、一定していない。


数ならぬ身となおもひそ玉祭り  芭蕉

御仏はさびしき盆とおぼすらん  一茶

立ちかこむ杉真青に盂蘭盆会  水原秋櫻子

刃をわたるごとく父来る盆の闇  八田木枯

日が暮れて草のにほひの盆の寺  今井杏太郎

独り出て道眺めゐる盆の父  伊藤通明

草の影胸に溢れて盆がくる  中村和弘

松の木に松の実青く精霊会  長谷川櫂

棚経に前山は雨ぬいでゆく  辻田克巳

棚経の僧にくらしのこと聞かれ  関戸靖子

山川に流れてはやき盆供かな  飯田蛇笏

運河くろし投げては盆供漂はせ  石田波郷

一切を菰巻きにして盆のもの  片山由美子

面あげしままにしつらへ茄子の馬  八木林之助

根の国にたてがみあづけ茄子の馬  鈴木蚊都夫

瀬しぶきに洗ひて盆の瓜なすび  鷲谷七菜子

旧盆のはたと淋しき一と間あり  綾部仁喜
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

画像はフリー素材です




兼題「鵙の贄」 [俳句]

「鵙の贄(もずのにえ)」

俳句ポスト365』(http://haikutown.jp/post/)の兼題「鵙の贄」で並を頂きました

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黒塊の元は何奴鵙の贄 粋田化石



田舎暮らしをしていても気を付けていないとなかなか百舌(もず)の速贄(はやにえ)を見ることはありません
これは、我が家の柘榴(ざくろ)の枝に元は蜥蜴(とかげ)らしき真っ黒い塊が刺さっているのを見かけた時の様子を句に詠んだものです

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次の兼題は八月三十一日締め切りの「秋薊(あきあざみ)」(秋の季語)
選者の夏井いつき先生が選ぶ兼題は毎回難しいものばかりです


【鵙(もず)】 百舌鳥(もず) 鵙の声 鵙(もず)の贄(にへ) 鵙日和(もずびより)
(季秋)
モズ科の鳥で、山野・平野、都会付近にも繁殖し、秋、高い木の頂や電柱に止まって、尾を上下に振りながらキーッ、キーッと鋭い声で鳴く。これは縄張りの確保のためといわれる。大きさは雀の二倍ぐらい。猛禽類で、昆虫や蛙、蛇や鼠なども捕らえる。獲物をとがった木の枝や有刺鉄線などに刺して蓄えたものを「鵙の贄」「速贄(はやにえ)」という。
→ 冬の鵙(冬)


百舌鳥なくや入日さし込む女松原  凡兆

かなしめば鵙金色の日を負ひ来  加藤楸邨

われありと思ふ鵙啼き過ぐるたび  山口誓子

たばしるや鵙叫喚す胸形変  石田波郷

ある朝の鵙きゝしより日々の鵙  安住敦

百舌に顔切られて今日が始まるか  西東三鬼

夕鵙に答ふる鵙もなかりけり  島村元

鵙の贄かくも光りて忘らるる  熊谷静石

越中の田が焦げくさし鵙日和  本宮哲郎
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

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つなこさんから俳句が届きました [俳句]

昼の雷

音だけの昼の雷もの足りず つなこ


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つなこさんは勿論女性ですが、男振りの良い句だと思います。
彼女とは古くからの知り合いなのですが、意外な一面を見た気がします。

凧揚げをしていて雷が電気だと気づいた人の話しを小さい頃に読んだ記憶があります。
外国の方だったと記憶していましたが何方でしたっけ?
そんな危ないことをして無事でいられたのだから運の良い方ですよね。



遠雷や雨の匂いの濃くなりぬ 粋田化石


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雷(季夏)
神鳴かみなり 雷(らい) いかづち はたた神 鳴神(なるかみ) 雷鳴 遠雷(ゑんらい 軽雷 落雷 雷雨 日雷(ひがみなり)
雲と雲の間、雲と地表の間に起こる放電現象で夏に最も多い。積乱雲の内部の電位差によって引き起こされる。局地的に激しい雨や雹を伴うこともあり、時に落雷で停電や火災が起きる。晴天の雷、暁の雷雨、夕立前の遠雷などその趣は変化に富む。


雷に茄子も一つこけにけり  涼菟

雷や猫かへり来る草の宿  村上鬼城

夜の雲のみづみづしさや雷のあと  原石鼎

雷去りぬ雷のにほひの戸をひらく  篠田悌二郎

昇降機しづかに雷の夜を昇る  西東三鬼

迅雷に一瞬木々の真青なり  長谷川かな女

はたゝ神七浦かけて響(とよ)みけり  日野草城

遠雷のいとかすかなるたしかさよ  細見綾子

遠雷やはづしてひかる耳かざり  木下夕爾

落雷の一部始終のながきこと  宇多喜代子

生駒山鳴れるごとくに日雷  茨木和生
[角川 合本俳句歳時記 第四版]


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バイクの日・・・でした [川柳]

すっかり忘れていましたが、昨日八月十九日は『バイクの日』そして『俳句の日』でした

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その理由を説明しなくても、賢明な皆様には既にお分かりのことと思います
そもそも日本にある「○○の日」というのは、駄洒落で決められているのが多いような気がします

さて、オートバイ乗りの粋田化石が、バイクの駄洒落川柳を一発

夏場行く苗場でコケるお笑いだー 粋田化石

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良い写真が手元に無かったので、画像はヤマハさんのHPからお借りしました




四角な夏 [日記]

先日、台風が接近している中を東京に行き、『東京スカイツリー』に登ってきました

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浅草仲見世から見たスカイツリー


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真下から見上げたスカイツリー


行って見ると想像していたよりは空いていて、五十分ほど並んで、中に入ることが出来ました
高速エレベーターで一気に地上350メートルまで上がります
展望台に上がって思ったのは

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霞んでいますが、写真中央に東京タワーが見えます


下を見るとやっぱり怖い!
都会の景色というはなんと四角いのだろう!

でした

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四角な町



スカイツリー四角な夏を丸く見せ 粋田化石



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隅田川(左)と荒川


それでも恐いのを我慢して景色を見と、さすが地上350メートルです
地球が丸いのが分かります

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地上340メートルの展望台、一部床がガラス張りです


帰りは浅草の吾妻橋の所から船(隅田川水上バス)に乗って日の出桟橋まで行き、浜松町から高速バスで帰ってきました

途中船から東京タワーが見えました

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私にとってはタワーと言えばやっぱり東京タワーです
だって、美しいじゃないですか






夏のお江戸の落語会 [日記]

『夢空間15周年記念公演3days 5公演』の内の一公演(八月十三日昼公演)の落語会に行ってきました。夢空間というのはイベント企画会社の名前です。

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場所は、東京の有楽町にある“よみうりホール”。

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番組は以下の通りです。

三遊亭あおもり(前座)
たらちね
キャリア一年ほどの前座さんです、
頑張れ!!!と言っておきます。

柳家三三
道具屋
落語家としてはまだお若いのに、どんな話を語っても上手な方です。

三遊亭兼好
大山詣(まい)り
話し方と仕草を少し現代風にして解りやすく語ってくれました。

春風亭百栄
バイオレンス・スコ」(新作)
猫が主人公の話しです。
スコというのはスコティッシュフォールドのこと、最初から最後まで大爆笑の話しでした。
春風亭百栄師匠の話しはYou Tubeでも見られます。


柳家喬太郎
真景累ケ淵」より宗悦殺し
「真景累ケ淵」という長い長い話しの発端である“宗悦殺し”を語ってくれました。
柳家喬太郎師匠はウルトラマンと怪獣が大好きな方で、元々親近感があったのでよく話を聴いています。
最近は話に貫録が出てきました。


落語会の後は東京から高速バスで帰ってきました。
バスを降り家までは田圃道。

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西の空には沈みゆく太陽、東の空には宵月が。

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頭を垂らし始めた稲と月齢10.3の月を眺めながら、ゆっくり歩いて帰りました。

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宵月やゆるゆる歸る田圃道 粋田化石




螇蚸・ばった(写真付きです、虫嫌いの方はご注意下さいませ) [俳句]

この写真の中のどこかに精霊螇蚸(しょうりょうばった)の雌個体が隠れています

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こんなに上手に隠れているのに粋田化石には見つかってしまいました
実は私が近づいた時に、一番後ろの長い脚を曲げて、力を蓄え飛び立つ準備をしたので見つかってしまったのです
螇蚸(ばった)は秋の季語ですが、八月十一日を旧暦に換算すると七月九日ですのでお許し下さい


草に化くきちきちの技E難度 粋田化石


一枚目の写真のほぼ中央にいます
近づくとこんな感じです
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【螇蚸(ばつた)】 飛蝗(ばつた) 螽(はたはた) きちきち きちきちばつた (季秋)
バッタ科に属する昆虫の総称。「はたはた」という異名もある。俗にキチキチ螇蚸と呼ばれる精霊螇蚸(しようりようばつた)は、跳びながらキチキチと翅を鳴らす。細長い繊細な体で、淡緑色。殿様螇蚸は翅が緑色と褐色の種があり、黒い斑点がある。イネ科の植物を食し、農作物に被害を与えることもある。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]