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田辺市熊野俳句大会 [俳句]

NHK学園生涯学習フェスティバル
南方熊楠翁生誕150周年記念 田辺市熊野俳句大会が七月二日に開催されました。
4,950句の投稿があったそうです。投稿者に届く入選作品集は通常ですと俳句大会の少し前か当日には届くのですが、今回は本日七月四日に届きました。「なんだ、今回は全部没以前に審査も受けていないのか。」と思っていたところだったのでちょっと安心しました。
選者は
大石悦子氏、川口 修氏、夏井いつき氏、星野高士氏、梶本祐樹氏の五人です。

さて、粋田化石は二句入選です。
今回は、TVでもお馴染みの夏井いつき先生に是非選んでいただきたいと願っていたので、ちょっと嬉しい結果でした。夏井いつき先生は時々話題にする『俳句ポスト365』の選者でもあります。


夏井いつき 選
震えおる細き蕊打つ花の雨 粋田化石



花の雨.jpg
画像はフリー素材です


季語は『花の雨』で春です。
花(桜)が咲いてもまだまだ寒い日もあります。寒さに震えているように見える花の細い蕊(しべ)が降る雨に打たれている様子を詠みました。
【 花 はな 】 花盛り 花明り 花影 花時 花過ぎ 花朧 花の雨 花の山 花の昼 花の雲 花便り 花の宿 花月夜 花盗人 (季春)
「花」といえば平安時代以降、桜の花をさすのが一般的である。『古今和歌集』の「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」の花は桜で、その他花を冠して桜に通わせた言葉は多い。「花の雨」は桜のころの雨、「花の雲」は桜が爛漫と咲き雲がたなびくように見えるさまをいう。↓花冷 ・ 花見 ・ 花篝 ・ 花衣 ・ 花守(角川合本俳句歳時記第四版)


梶本祐樹 選
題詠み『知』
親知らず抜いた穴にも草の餅 粋田化石

草餅.jpg
画像はフリー素材です


季語は『草の餅』で春です。
親知らずを抜いた後の大きな穴に草餅が詰まってしまったという句です。
実はこの句は現在の体験ではなく、過去に体験したことを現在に置き換えて詠んだちょっとインチキな句です。
題詠みの『知』は、「知の巨人」南形熊楠に因んで選ばれたそうです。
【 草餅 くさもち 】 草の餅  蓬餅よもぎもち  (季春)
茹でた蓬の葉(餅草)を搗き込んだ餅。餡を包んだものが多い。かつては 御形おぎよう ( 母子草ははこぐさ )も用いられた。(角川合本俳句歳時記第四版)


七月三日投稿締め切りの横浜市俳句大会への投稿は見送ったので、来年一月二十一日に開催される第十九回全国俳句大会に向けて句を詠んでいこうと思います。







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